"ネイチャーフォトセッション"は山本が動物カメラマンとして撮影した自然写真作品をスライドショーで楽しめるトークイベントです。写し出されているのは手付かずの自然と動物写真ばかり。けれども深く、濃い自然の懐で捉えた写真は全てがただ美しいだけではありません。迫力溢れる瞬間、動物たちの素顔、息をのむ自然のスケール。「十枚十色」写真にはそれぞれに、写真家が感じた動物の心情や背景に隠された物語が込められています。ただ写真を眺めるだけではなく、驚きに満ちた野生動物・自然の物語に耳を傾けることで臨場感たっぷりに大自然に浸ってみてはいかがでしょうか。日常を忘れてリラックスできる空間を体験しませんか?
どのように写真テーマと向き合っているのか?どこで撮影しているのか?写真家の活動内容はなかなか見えてこないものです。颯爽と動物を撮影しにいく様が想像されるかもしれません。でも、実は泥まみれで地面に這いつくばり何時間も動かずに小さいネズミを待っていたり、テントより高い木が無い大平原で落雷に怯えながら嵐が収まるのを待っていたりするのをご存知ですか?さらに講演では写真とストーリー以外にも、実際に山本が使っている撮影機材の一部やキャンプ用品にも触れることができます。まるで自身がその場にいるかのような臨場感をもって追体験して頂けます。普段知ることがない動物写真家の撮影風景を体感してみると、動物写真や自然写真を見る時に面白い視点に気付けるようになるかもしれません。
山本はネイチャーフォトグラファーとして毎年3ヶ月ほど、現在のテーマ地である人里離れたアラスカの原野で過ごしています。ほとんどの撮影を単独で行うことから一度撮影地に入ると1〜4週間は本人ひとりっきり。毎日が“誰も知らないこと”“トラブル対処”と“新たな発見”の連続です。「誰もが経験しないこと」から学んだ「誰もが経験する問題」の解決法を伝えることもトークイベントの目的の一つです。例えば"理科・社会学習/環境学習向け"のテーマは、多感な小学生や中学生にとって普段知ることのできないアラスカ/極地の動物・生態・自然に触れる絶好の機会になります。より実学的な講演テーマも好評を頂いています。アウトドアや風景写真、動物写真のノウハウは膨大な時間を自然の中で過ごし、試行錯誤を経なければ得ることが難しいものです。「フルサイズの一眼レフカメラと高額なレンズは手に入れたのに、思うような写真にならない…」「カメラ機材を登山に持っていくにはどんなカメラバッグを選べばいいんだろう…」といった悩みを持つ方のために、経験から得た効果的なアウトドアギアの使い方、自然写真撮影のポイントなどをアウトドア用品店等でお話しています。>過去のテーマ例